人工知能と出合ったアイテムが自分にとって快いモノなのか

自社研究所以外でも前述のPFIへの資本出資,共同研究を行うなど、自前主義のイメージを払拭して貪欲に次世代自動車でも持続的な成長を志向しています(もちろん燃料自動車·エコカーにも同じように力を入れていますが)最後のロボット系企業です。元々日本はロボット大国で、産業向けに絞ると世界シェア3割以上といわれています。その中でも代表的な企業として、ファナック,安川電機などが挙げられますただし、両社ともにあくまで工場における自動制御メーカとして発展してきたため、自律的で汎用的な知性を目指す人工知能という文脈で見ると、若干乖離はあります。
人工知能を利用すれば業務の効率化を行えます

とはいえ、国内では労働人口減少や海外との競争激化など、今後ロボットに要求される領域が広がるため、制御に留まらないより汎用的な機能を備えたロボット開発を進めています例えばファナックは2015年に、前述の人工知能ベンチャーPFI子会社にあたるPFN(PreferredNetworks)への出資を決めて、学習機能を備えたロボット開発を共同で進めています2015年の国際ロボット展でその成果が初披露されましたが、そこでは何も具体的な手順を教えずに(つまり自身の学習を通じて)シリンダーを積み上げるロボットのデモが行われました。

インターネット上のその手のジャンル分けを見るだけ

近いうちに実用化が期待されていますロボットについて補足しておくと、つ背景があります産業向け以外で現在ロボットが再び注目されているのには2まず1つは災害対策です。もう少しいえば、2011年の東日本大震災の原発事故です。(前述のDRCもこの災害がきっかけといわれています。)事故当時、発電所内など人間が入れない危険地帯にロボットを投入しようという話は当然あったのですが、瓦礫をかいくぐって潜入することがなかなかうまくいきませんでした。ちなみに、初めて構内潜入に成功したのはあのルンバを開発したiRobot社製です。
もう1つの背景は、人工知能の進歩によって、動きだけでなく人とコミュニケーションする能力が高まったことにあります。
ロボットは工場のラインにあって
ALphaGo¥グーグルディープマインド社が開発した囲碁
以前は本田のASIMO(AdvancedStepinInnovativeMobility)が人と近い動きをすることで話題を呼びましたが、現在では、感情を認識するソフトバンク(が買収したフランスの企業アルデバランが開発元)のPepperが話題を呼んでいるのはご存知のとおりですソフトバンクは、2015年にPepperの内部構造(の一部)を紹介し、人工知能部について言えば多層ニューラルネットワーク、つまりディープラーニングの仕組みを使っていると触れています。IoTによるサービス化の波がおしよせてきたということである

AIをクで企業における

そして肝心の感情認識方法については、7種の仮想的ホルモンを模して喜怒哀楽を判断しておりその感情生成エンジンにはアルデバラン社ではなく、AGI社の技術を導入しているということですまた、ソフトバンクは、以前より日本語認識用途で提携していたIBMワトソンとのさらなる戦略的提携を深めるとして、2016年1月に行われた世界最大の家電見本市CESでも発表していますすでにPepperは海外販売も開始されており、IBMワトソンとはグローバルでの協業が進む可能性が高いでしょう。
AI時代は特にそんな時代ですIoTによるサービス化の波がおしよせてきたということである

IoTによるサービス化の波がおしよせてきたということである

もちろんこれらが国内企業の人工知能活用の全てではなく、むしろPR·マーケティング目的で人工知能というワードを製品·サービスに恣意的につける企業は今後も増えていくでしょう。人工知能という共通の定義が確立されていない以上、やむをえない事態なのですが、ただし人工知能の危険性を論じるときにはこれらを一緒くたにされてしまう別の危険性があります。(その弊害を考えると、個人的には人工知能という名称をつける許可基準を国が規制してもいいのではとすら思います)もちろん実需に沿って事業を行う民間企業が人工知能を流行させるよい面もあります。我々が一度味わった便利さを捨て去れないように(今、携帯電話を使うのを止められる人はいるでしょうか?)、さらに賢く認識,判断してくれる人工知能技術が生活に染み渡るのは時間の問題でしょう。